2025年6月16日に、Phonenixで以下のアップデートがございました。
● Azure VM
Azureサブスクリプションの削除機能を導入
管理コンソールから直接Azureサブスクリプションを削除できるようになりました。
これにより、Azureリソースの管理において柔軟性と制御性が向上し、
ビジネスニーズの変化に対応しやすくなります。
● Azure SQL
Azure SQLのポイントインタイムリストア(PITR)を導入
Azure SQLデータベースを特定の時点に復元できるようになりました。
リストアワークフロー内で正確なタイムスタンプを選択し、その時点までのデータを
シームレスに復元できます。
● VMware
Cyber Recovery InsightsによるVMwareデータの復元
VMwareのデータ復元機能が強化され、可視性と制御性が向上しました。
主な更新内容は以下の通りです:
・Cyber Recoveryタブ:サイバーイベントに関する実用的なインサイトを提供
・Trendsタブ:過去30日間のリカバリポイント履歴を表示
・強化されたリストアプロセス:各リカバリポイントにおける
ファイルアクティビティや脅威情報などの詳細を確認可能
● CloudCache
CloudCache R3の可視性向上
CloudCache R3デバイスごとに、同期されていないリカバリポイントや
バックアップセットの数が表示されるようになりました。
また、CloudCacheの保持期間を過ぎたが、クラウドへの同期がまだ完了していない
リカバリポイントに対して、新たに「Transient(一時的)」という状態が
導入されました。
CloudCacheのAzureストレージ対応
以下のワークロードに対して、CloudCache R3がAzureストレージに
対応しました:
・ファイルサーバー
・Nutanix AHV
・VMware
・NAS
・Oracle DTC
詳細については、リリースノートをご参照ください。