参照

前提条件

エージェントのアップデートには、以下のロケーションに4.2GBの空き容量が必要となります。

Linuxの場合 - ルートディレクトリ

Windowsの場合 - エージェントがインストールされているボリューム

macOS でエージェントをアップデートするには、ルートディレクトリ5GBの空き容量が必要です。(VMwareエージェント、Scale Computingエージェント、Virtuozzo Hybrid Infrastructureエージェント、RHV(oVirt)エージェントなど、仮想アプライアンスの形式で提供されるすべてのエージェント向け)

プロキシの背後で動作している仮想アプライアンスの自動アップデートまたは手動アップデートを実行するには、各アプライアンス上でプロキシサーバーを以下のように構成する必要があります。

/opt/acronis/etc/va-updater/config.yamlファイルで、次の行をファイルの最終行に追加し、環境に応じた適切な値を入力します:

httpProxy: http://proxy_login:proxy_password@proxy_address:port

 

手動アップデート

前提条件

WindowsマシンでCyber Protect機能を使用するには、Microsoft Visual C++ 2017再頒布可能パッケージが必要です。既にマシンにインストールされていることを確認するか、エージェントをアップデートする前にインストールしてください。インストール後に再起動が必要になる場合があります。Microsoft Visual C++の再頒布可能パッケージは、MicrosoftのWebサイトから入手できます。

【Microsoft Visual C++の再頒布可能パッケージダウンロードページ】
https://learn.microsoft.com/ja-JP/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170#visual-studio-2015-2017-2019-and-2022

(ご参考)メーカー案内サイト
https://support.microsoft.com/help/2999226/update-for-universal-c-runtime-in-windows

 

<手順>

  1. [設定] > [エージェント] の順にクリックします。
  2. ソフトウェアにより、コンピュータのリストが表示されます。古いバージョンのエージェントが適用されているコンピュータには、オレンジ色の感嘆符が示されます。
  3. アップデート対象のコンピュータを選択します。このコンピュータはオンラインである必要があります。
  4. [エージェントのアップデート] をクリックします。

※アップデートの間、進行中のバックアップはすべて失敗します。

 

自動アップデート

複数のワークロードの管理を容易にするために、Windowsエージェント、Linuxエージェント、Macエージェントの自動アップデートを構成することができます。自動アップデートの対象となるのは、エージェントバージョン 15.0.26986(2021年5月リリース)以降です。

それ以前のエージェントは、まず手動で最新バージョンにアップデートする必要があります。

自動アップデートは、以下のオペレーティングシステムを搭載したマシンでサポートされています。

  • Windows XP SP 3以降
  • Red Hat Enterprise Linux 6以降、CentOS 6以降
  • OS X 10.9 Mavericks以降

自動アップデートを有効にした後、以下のオプションを構成することができます。

  • アップデートチャネル

    アップデートチャネルにより、エージェントのどのバージョンを使用するか(最新のバージョン、または前回のリリースから最も新しいバージョン)を定義します。

  • メンテナンス期間

    メンテナンス期間により、アップデートをインストールできるタイミングを定義します。メンテナンス期間を無効にすると、アップデートはいつでも実行できるようになります。

    有効なメンテナンス期間内であっても、エージェントが以下のいずれかの処理を行っている間はアップデートはインストールされません。

    • バックアップ
    • 復元
    • バックアップのレプリケーション
    • 仮想マシンへのレプリケーション
    • レプリカのテスト
    • バックアップから仮想マシンを実行する(ファイナライズを含む)
    • ディザスタリカバリフェールオーバー
    • ディザスタリカバリフェールバック
    • スクリプトの実行(サイバースクリプト機能の場合)
    • パッチのインストール
    • ESXi構成バックアップ

 

<自動アップデートの設定手順>

  1. Cyber Protectコンソールで [設定] > [エージェント] に進みます。
  2. 設定するスコープを選択します。 
    • すべてのマシンの設定を変更するには、[デフォルトのエージェントアップデート設定を編集する] をクリックします。
    • 特定のマシンの設定を変更するには、対象となるマシンを選択し、[エージェントアップデート設定] をクリックします。
  3. 必要に応じて設定を構成して [適用] をクリックします。

 

<自動アップデート設定のカスタマイズを削除するには>

  1. Cyber Protectコンソールで [設定] > [エージェント] に進みます。
  2. 設定するスコープを選択します。
    • すべてのマシンでカスタマイズされた設定を削除するには、[デフォルトのエージェントアップデート設定を編集する] をクリックします。
    • 特定のマシンのカスタマイズされた設定を削除するには、対象となるマシンを選択し、[エージェントアップデート設定] をクリックします。
  3. [デフォルトの設定にリセット] をクリックしてから、[適用] をクリックします。

 

<自動アップデートのステータスを確認するには>

  1. Cyber Protectコンソールで [設定] > [エージェント] に進みます。
  2. 表の右上にあるギアアイコンをクリックして、[自動アップデート] のチェックボックスが選択されていることを確認します。
  3. [自動アップデート] の列に表示されているステータスを確認します。
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