参照

BackStore by inSync では、下記のクラウドアプリケーションをバックアップすることができます。

Google Workspace、 Microsoft 365、Salesforce、Slack
※ ご契約のプランによってバックアップできるクラウドアプリケーションが異なります。

初回設定時はクラウドアプリケーションのバックアップが無効になっています。
まず inSync からのクラウドアプリケーションへのアクセスを有効にした後、inSync のバックアップ設定を変更する必要があります。
またプロファイルの設定を変更する前に、下記の通りクラウドアプリを有効化する必要があります。

Microsoft 365 のバックアップを有効にする
Google Workspace のバックアップを有効にする

上記を行なった後、下記の通りプロファイルの設定を変更します。
 

<プロファイルの変更>

  1. inSync の Web 管理コンソールにログインします。
  2. 上部メニューの「Profiles」をクリックします。
  3. 新規で作成する場合は右上の「Create New Profile」をクリックします。
    既存のものをコピーする場合は、プロファイル名横のラジオボタンを選択し上部の「Copy」をクリックします。
    既存のプロファイルを変更する場合は、プロファイル名をクリックしてください。下記には、既存のプロファイルを編集する場合を記載します。
  4. 右上の「Edit」より「SaaS Apps」をクリックします。
  5. 「Enable Cloud Apps Backup」 をクリックします。
  6. 有効化済みのクラウドアプリケーションがタブで表示されます。バックアップしたいクラウドアプリのタブを開き、バックアップを有効化します。
  7. 必要に応じてバックアップ除外ファイル設定を行います。
    「Exclude File Types」左のボックスをクリックすると、ファイルの種類がプルダウンで表示されます。バックアップから除外するファイルの種類をクリックすると、対応する拡張子が右のボックスに表示されます。
    ※ Gmail、Exchange Online では除外するファイルタイプを指定できません
    スクリーンショット 2023-11-29 112814.png
  8. バックアップ頻度を設定するためには、「Backup Schedule & Retention」を選択します。
    スクリーンショット 2023-11-29 113203.png
    設定可能な項目は下記です。
    Backup Every:クラウドアプリケーションのバックアップの頻度をプルダウンから選択し、設定します。「Five Times a Day」(1日に5回)が最小単位となります。最大は「Once a Week」(1週間に1回)です。
    Retain All Snapshots For:日次のバックアップを何日保持するかを設定します。
    Retain Weekly Snapshots For:週次バックアップを何週間保持するかを設定します。週次バックアップは、週の最後のバックアップです。週は日曜から始まります。
    Retain Monthly Snapshots For:月次バックアップを何ヶ月間保持するかを設定します。月次バックアップは、月の最後のバックアップです。
    Data Retention for Emails:Microsoft 365 Exchange Online および Gmail のバックアップのデータ保持設定を適用する場合は、下記のどちらかを設定します。
    Apply files data retention settings for emails:ファイルに対して構成された日次、週次、月次バックアップの設定に従って、メールのスナップショットを保持します。
    Delete emails older than:設定の月数の間、メールデータのスナップショットを保持します。
    1〜360ヶ月の設定ができます。0 を設定した場合は無制限に保持します。
    メールのイベントの日付とタイムスタンプに基づいて保持されます。
    例)6 と入力すると、送受信のタイムスタンプから 6ヶ月未満のスナップショットを保持します。

    ※ファイルとメールのデータ保持設定は、次の場合は適用されません。

    ・SaaS アプリのプロファイルに関連付けられているユーザーが Legal Hold の対象になっている場合。
    ・SaaS アプリのプロファイルのファイル保持設定に、無制限の設定がある場合。

    Enable Data Lock:データロック機能を有効にすると下記のことができなくなります。なお、一度データロックを有効にすると無効にすることはできません。
    ・スナップショット、ユーザー、デバイスの削除
    ・保持期間の編集
    ・ユーザーのプロファイルの変更
    ・ユーザのライセンスを削除

  9. 必要に応じてグローバル除外を設定します。
    ・「Exclude Paths」のグローバル除外は、Exchange Online、Gmail、OneDrive、Google Drive でサポートされています。
    ・Gmail、Exchange Online は、除外パスとしてフォルダー名または相対パスのみがサポートされます。例:Birthdays;United States holidays;Calendar
    ・Google Drive、OneDrive は、フォルダー名、ファイル名、または相対パスが除外パスとしてサポートされます。例:/Druva/Templates/Paths.txt;Templates
  10. 設定が終わったら「Save」をクリックします。

 

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