BackStore by inSync では、下記のクラウドアプリケーションをバックアップすることができます。
Google Workspace、 Microsoft 365、Salesforce、Slack
※ ご契約のプランによってバックアップできるクラウドアプリケーションが異なります。
初回設定時はクラウドアプリケーションのバックアップが無効になっています。
まず inSync からのクラウドアプリケーションへのアクセスを有効にした後、inSync のバックアップ設定を変更する必要があります。
またプロファイルの設定を変更する前に、下記の通りクラウドアプリを有効化する必要があります。
Microsoft 365 のバックアップを有効にする
Google Workspace のバックアップを有効にする
上記を行なった後、下記の通りプロファイルの設定を変更します。
<プロファイルの変更>
- inSync の Web 管理コンソールにログインします。
- 上部メニューの「Profiles」をクリックします。
- 新規で作成する場合は右上の「Create New Profile」をクリックします。
既存のものをコピーする場合は、プロファイル名横のラジオボタンを選択し上部の「Copy」をクリックします。
既存のプロファイルを変更する場合は、プロファイル名をクリックしてください。下記には、既存のプロファイルを編集する場合を記載します。 - 右上の「Edit」より「SaaS Apps」をクリックします。
- 「Enable Cloud Apps Backup」 をクリックします。
- 有効化済みのクラウドアプリケーションがタブで表示されます。バックアップしたいクラウドアプリのタブを開き、バックアップを有効化します。
- 必要に応じてバックアップ除外ファイル設定を行います。
「Exclude File Types」左のボックスをクリックすると、ファイルの種類がプルダウンで表示されます。バックアップから除外するファイルの種類をクリックすると、対応する拡張子が右のボックスに表示されます。
※ Gmail、Exchange Online では除外するファイルタイプを指定できません - バックアップ頻度を設定するためには、「Backup Schedule & Retention」を選択します。
設定可能な項目は下記です。
Backup Every:クラウドアプリケーションのバックアップの頻度をプルダウンから選択し、設定します。「Five Times a Day」(1日に5回)が最小単位となります。最大は「Once a Week」(1週間に1回)です。
Retain All Snapshots For:日次のバックアップを何日保持するかを設定します。
Retain Weekly Snapshots For:週次バックアップを何週間保持するかを設定します。週次バックアップは、週の最後のバックアップです。週は日曜から始まります。
Retain Monthly Snapshots For:月次バックアップを何ヶ月間保持するかを設定します。月次バックアップは、月の最後のバックアップです。
Data Retention for Emails:Microsoft 365 Exchange Online および Gmail のバックアップのデータ保持設定を適用する場合は、下記のどちらかを設定します。
・Apply files data retention settings for emails:ファイルに対して構成された日次、週次、月次バックアップの設定に従って、メールのスナップショットを保持します。
・Delete emails older than:設定の月数の間、メールデータのスナップショットを保持します。
1〜360ヶ月の設定ができます。0 を設定した場合は無制限に保持します。
メールのイベントの日付とタイムスタンプに基づいて保持されます。
例)6 と入力すると、送受信のタイムスタンプから 6ヶ月未満のスナップショットを保持します。
※ファイルとメールのデータ保持設定は、次の場合は適用されません。
・SaaS アプリのプロファイルに関連付けられているユーザーが Legal Hold の対象になっている場合。
・SaaS アプリのプロファイルのファイル保持設定に、無制限の設定がある場合。
Enable Data Lock:データロック機能を有効にすると下記のことができなくなります。なお、一度データロックを有効にすると無効にすることはできません。
・スナップショット、ユーザー、デバイスの削除
・保持期間の編集
・ユーザーのプロファイルの変更
・ユーザのライセンスを削除 - 必要に応じてグローバル除外を設定します。
・「Exclude Paths」のグローバル除外は、Exchange Online、Gmail、OneDrive、Google Drive でサポートされています。
・Gmail、Exchange Online は、除外パスとしてフォルダー名または相対パスのみがサポートされます。例:Birthdays;United States holidays;Calendar
・Google Drive、OneDrive は、フォルダー名、ファイル名、または相対パスが除外パスとしてサポートされます。例:/Druva/Templates/Paths.txt;Templates - 設定が終わったら「Save」をクリックします。