inSync Connector を設定することで、Active Directory や Lightweight Directory Access Protocol を inSync と連携することが可能です。また、クラウドアプリのスケジュールバックアップにも利用します。
<必要要件(AD/LDAP 連携の場合)>
- ネットワーク要件
inSync Connector をインストールする機器と AD サーバは直接ネットワークで接続されている必要があります。プロキシサーバなどが介さないことを確認してください。
なお、inSync connector と inSync クラウドは、直接でもプロキシサーバ経由でも構いません。
※ クラウドアプリバックアップのために用いる場合、本要件を満たしている必要はありません - ハードウェア要件
ハードウェア 最低要件 CPU 1GHz 以上 RAM 2GB Disk Space 16GB - ソフトウェア要件
Windows 2008 R2 (64-bit)
Windows Server 2012 R2 (64-bit)
Windows Server 2016 (64-bit)
Windows Server 2019 (64-bit) - 使用ポート
ポート番号 使用者 443, 6061, 80 inSync Connector と inSync Cloud
inSync コネクタにポート 443 を使用する場合は、サポートにお問い合わせください。389
LDAP 3268 グローバルカタログ上の LDAP 636
セキュア LDAP 3269
グローバルカタログ上のセキュリティで保護された LDAP
<手順>
- inSync Connector をダウンロードします。
inSync 管理コンソールにログインし、上部メニューから歯車マークをクリックし、「Downloads」を選択します。「Agent」で「AD/LDAP Connector」を選択し、Download をクリックします。 - ダウンロードが完了したら、インストールファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。インストールウィザードで適切な情報を入力し、インストール手順を完了します。
- 登録キーを作成します。
管理コンソールの歯車マーク > inSync Settings > Connectors のタブ内にて、「Add Connector」をクリックします。
任意の AD/LDAP コネクター名を入力し、「Add and Generate Registration Key」をクリックすると、登録キーが生成されます。 - ダウンロードされた inSync Connector をダブルクリックします。Register AD Connector ウィンドウが表示されます。
- 手順 3. で生成した登録キーを入力し、Register をクリックします。inSync コネクタが正常に登録されると、接続状態が [ Connected ] と表示されます。