Phoenix では下記の手順で MS-SQL サーバのバックアップが可能です。
なお、インストールすると Phoenix エージェントは自動で AlwaysOn 可用性グループを自動で検知します。
<エージェントをインストールする>
- 管理コンソールより、上部メニューから任意の Organization を選択し、「Protect」 > 「MS-SQL Servers」 を選択し、「Register New Server」ボタンをクリックします。
- 「Download」よりエージェントをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラを起動し、「Next」をクリックします。
- インストールにはローカルシステムアカウント、またはドメイン管理者の資格情報を使用します。ドメイン管理者の資格情報を使用する場合は、「Use Local System Account」のチェックを外します。
- 「Install locatio」にインストールする場所のフルパスを入力または選択し、「Install」をクリックします。
- インストールが完了したら「Finish」をクリックします。
- コマンドを使用してエージェントをインストールする場合は、コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行してください。
msiexec /i <path to Phoenix msi> /qn /quiet /log <path to log file>
例msiexec.exe/i C:\Users\Administrator\Downloads\Phoenix-6.0.1-154609.msi /qn/quiet/log C:\Users\Administrator\Downloads
※コマンドを使用してエージェントをインストールする場合、ローカルシステム管理者アカウントでインストールされます。この方法を使用する場合、ドメインアカウントの資格情報を提供することはできません。
web プロキシを使用している場合、アクティベートの前に web プロキシを構成する必要があります。
詳細は、下部の<プロキシを構成する>をご参照ください。
- エージェントダウンロードの画面にある「2. Activate Server for Backup」で生成されたアクティベーショントークンを右側のアイコンをクリックしコピーします。新しくトークンを生成する場合は、「Generate New Token」をクリックし、トークンの名前、アクティブ化する最大サーバ数、トークンの有効期限を入力し生成します。
- インストールされたエージェントをダブルクリックし、「Files&MS-SQL」をクリックします。
- コピーしたアクティベーショントークンを「Activation Token」フィールドに、一意のサーバ名を「Server Name」に入力し、「Activate」をクリックします。
※ CLI を使用してアクティベーションする場合は、トークン生成画面でコマンドをコピーして貼り付けてください。
※ バージョン6.0.1-154928 より古いエージェントを使用している場合は、CLI にて「C:\Program Files\Druva\Phoenix Agent」へ移動した後下記のコマンドを実行してください。PhoenixActivate <アクティベーショントークン> --ServerName <サーバ名>
- エージェントアイコンをダブルクリックします。
- 画面右上の「Configure Web Proxy」をクリックします
- 「My network infrastructure uses a Web proxy」にチェックを入れ、下記を入力します。
- Proxy Type:http、socks4、socks5 のいずれかを選択します。
- Proxy Server IP address:プロキシサーバの IP アドレスを入力します。
- Proxy Port:ポート番号を入力します。
- 認証を追加する場合は、「Proxy server requires authentication」を有効にして、関連するユーザ名とパスワードを入力します。
- 「Save」をクリックし完了です。
- CLI を利用する場合、エージェントがインストールされているディレクトリへ移動します。
※バージョン6.0.1-154928より古いエージェントを使用している場合は、「C:\Program Files\Druva\Phoenix Agent」です。 - 下記のコマンドを実行し web プロキシを設定します。
HybridWorkloadsAgent.exe web-proxy-config -s -t <proxy_type> -i <ProxyHost_IP>:port -u <Proxy_user> -p <Proxy_password>
例HybridWorkloadsAgent.exe web-proxy-config -s -t http -i 172.34.23.218:80 -u johndoe -p pass23
※バージョン6.0.1-154928より古いエージェントを使用している場合は下記です。PhoenixControl.exe set_proxy_details -t proxy_type -i proxy_IP:port -u proxy_user -p proxy_password