VMware のバックアップスケジュールや世代の残り方を設定します。
<手順>
- 仮想マシンの新規作成時に「New Backup Policy」をクリックします。または、管理コンソールにて任意の Organization に移動し、上部メニュー「Protect」>「VMware」>「Backup Policy」画面を開き、「 New Backup Policy」をクリックします。
- バックアップポリシーを作成する画面が開きます。「General」画面にて、下記を入力し、「Next」をクリックします。
Name バックアップポリシーの任意の名前を設定します。 Description バックアップポリシーの任意の説明を記入します。 - 「Backup Schedule」画面が開きます。バックアップのスケジュールを設定し、「Next」をクリックします。
① Backup Frequency バックアップを実行する曜日をクリックして指定します。
月曜日(M)から日曜日(SU)まで順に並んでいます。
頻度は毎時、毎日、毎週より選択できます。② Start At バックアップ開始時間を設定します。
バックアッププロキシプールのタイムゾーンに従います。③Backup Window バックアップ継続時間を設定します。5時に開始し、本項目を「7」に設定した場合、最大12時までバックアップを継続します。
※ 本項目で設定した時間内にバックアップが完了しない場合、「Backup windows expire」エラーとなり、バックアップは失敗します。余裕を持って設定してください。④ Max Bandwidth (Mbps) バックアップに使用する最大使用可能帯域です。Mbps またが Gpbs で入力します。
※バックアップジョブが消費できる最大帯域幅は2 Gbps(2048 Mbps)です。⑤ Add Schedule 新しいスケジュールを追加します。 ⑥Dlete 不要なバックアップスケジュールは、こちらをクリックして削除してください。 ⑦ Ignore backup Window for first backup 本項目にチェックを入れると、初回バックアップに限り、③ の Backup Windoe を適用しません。完了するまでバックアップを継続させることができます。
デフォルトでは有効になっています。⑧ Enable Application-aware processing 有効にすると、仮想マシン上の SQLServer インスタンスのバックアップを実行します。
有効にする場合、下記の項目を表示されます。- Backup transaction logs:トランザクションログのバックアップを有効にします。
- Backup Frequency:とランザクションログのバックアップ頻度を設定します。
- Max Bandwidth:都ランザクションログの帯域幅を指定します。
- 「Retention」画面が開きます。世代の残り方を設定し、「Next」をクリックします。
Dayly Snapdhot for 日次のスナップショットを保存する日数を設定します。 Weekly Snapdhot for 週次のスナップショットを保存する週数を設定します。 Monthly Snapdhot for 月次のスナップショットを保存する月数を設定します。 Yearly Snapdhot for 年次のスナップショットを保存する年数を設定します。 - 「VMWare Settings」画面が開きます。設定を行い、「Finish」をクリックします。
Auto Enable CBT CBT(Changed Block Tracking)は、増分バックアップを行うための VMware の機能です。ここにチェックを入れると、仮想マシンの CBT を自動で有効化します。
なお、ユーザのスナップショットがない状態にしておく必要があります。
※ 特別な理由がない限り、チェックを入れてください。バックアップに失敗する可能性があります。Enable VMware tools quiescing VMware tools がインストールされている場合、VMware tools の静止を有効化します。静止はバックアップを安定して行うために必要です。
※ 特別な理由がない限り、チェックを入れてください。スナップショットを正しく作成できなくなる可能性があります。