※ 下記に記載された vSphere クライアントの操作や画面表示などは弊社サポート対象外となります。詳細な操作方法などは、VMware 社にお問い合わせください。
<概要>
本 FAQ では、下記を行います。
- バックアッププロキシをデプロイします
- バックアッププロキシの設定を行います
<始める前に>
- vSphere クライアントがサーバにインストールされている
- バックアッププロキシのインストーラ(OVAファイル)を上記と同じサーバにインストールしている
- 認証トークンを取得している
<アクティベーショントークンの設定方法>
<バックアッププロキシをデプロイする>
- vSphere クライアントを用い、ESXi にログインする
- 「File」メニューから「Deploy OVF Template」を選択します
- ダウンロードしてある OVA ファイルを選択します
- OVA テンプレート詳細を確認します
- 「同意する」(Accept)をクリックし、エンドユーザライセンス同意書に同意します。
- Name 欄にテンプレート名を入力(例:Druva_Phoenix_BackupProxy
- リソースプールから、仮想マシンを紐づけたいものを選択します
- 保存先のストレージを選択します。
- プロビジョニング形式を選択します。
- 設定情報を確認します。
デプロイ後に仮想マシンを起動したい場合は、「Power on after deployment」(デプロイ後にパワーオン)にチェックを入れてください。
<バックアッププロキシの設定を行う前に>
- ESXi のルートアカウントの認証情報をご用意ください。
- ESXi ホストの 443ポートが http/https トラフィック向けに設定されているかご確認ください。
<バックアッププロキシの設定>
- vSphere クライアントコンソールからバックアッププロキシを起動します
- ルートアカウントのユーザ名とパスワードでバックアッププロキシにログインします。デフォルトのユーザ名は root、パスワードは druvaphoenix です。ログイン後、認証情報を変更してください。
- Welcome 画面では、1番の 「Phoenix Public Cloud」 を選択してください。
- VMware setup ページが開きます。「VMware on-premise」を選択してください。
- Backup Proxy 設定ページに移動します。設定が必須なのは 3 と 5 のみです。
下記に各項目の詳細を記載します。1. Network Configuration ネットワークを静的 IP アドレスか DHCP か選択します。必要な場合のみ行なってください。 - Static IP(静的 IP アドレス)を設定した場合、下記を記入してください。
- IP アドレス
- ネットマスク
- ゲートウェイ
- プライマリ DNS と セカンダリ DNS ドメイン
- セカンダリ DNS
- ドメイン
- DHCP を選択した場合、自動で設定されます。設定を行う前に、dhclient がバックアッププロキシ内で動作していないかご確認ください。
2. Change hostname 必要に応じて、ホスト名の変更を行います。 3. Provide vCenter/ESXi FQDN (or IP address) and credentials 必要に応じて、ESXi の FQDN か IP アドレスを入力してください。 4. Network Proxy Settings ウェブプロキシをお使いの場合、設定を行います。 - 「Do you want to use Network Proxy Setting」という文字が表示されたら、「yes」と入力します。下記の情報を入力します。
認証方法のいずれかを選択します
・0(なし)
・1(Kerbers)
・2(Basic)Kerberos を選択した場合、下記の詳細を入力します。
Enter FQDN of DNS Server Name:FQDN を入力します
Enter DNS Server User Name:DNS サーバのユーザ名を入力し、バックアッププロキシが「DNS Server Name」で指定したドメインを使用できるようにします
Enter DNS Server User Password:「DNS Server User Name」で入力したユーザのパスワードを入力します
Enter KDC server name:Key Distribution Center(KDC)サーバの FQDN を入力します
Enter KDC port:KDC ポートを入力します
Enter KDC user name:KDC が認証できるユーザ名を入力します
Enter KDC Password:「KDC user name」に入力したユーザのパスワードを入力しますProxy Type 下記のプロキシタイプをサポートしています。 - http
- socks4
- socks5
Proxy Server IP プロキシサーバの有効な IP アドレスを入力してください。 Proxy Port プロキシポート番号を入力してください。 Username 有効なプロキシのユーザ名を入力してください。ユーザ名が不要な場合、「*」を入力してください。 Password 有効なプロキシのパスワードを入力してください。ユーザ名が不要な場合、「*」を入力してください。
5. Provide activation token アクティベーショントークンを入力してください。
<アクティベーショントークンの設定方法>
なお、vSphere のコマンドラインでコピー&ペーストができない場合、TeraTerm などサードパーティのサービスをご利用ください。6. Change the time zone 必要に応じて、タイムゾーンを変更してください。 - 大陸の一覧が表示されるため、対応する名前を入力してください。
- 国の一覧が表示されます。対応する名前を入力してください。
- 「1」を入力し、選択したタイムゾーンを設定してください。
- Static IP(静的 IP アドレス)を設定した場合、下記を記入してください。
<もう一度設定する場合>
- アクティベーショントークンのみ設定する場合
バックアッププロキシにログインし、下記コマンドを入力します
PhoenixActivate <token>
※ <token> 部分には、お使いの環境で取得したアクティベーショントークンをご利用ください - 設定画面を表示する場合
バックアッププロキシにログインし、下記コマンドを入力します
ProxyConf