Hyper-V ホストを登録した後、Phoenix 管理コンソールから仮想マシンのバックアップ設定を行います。
<手順>
- Phoenix 管理コンソールにログインし、上部メニューから任意の Organization を選択します。
- 上部メニューから「Protect」>「Hyper-V」を選択します。
- 「All Virtual Machines」タブを選択し、バックアップを設定したい仮想マシンの横のチェックをクリックを入れます。
- 「Configure for Backup」ボタンをクリックします。
- 「Configure for Backup」ページで以下を入力します「Storage & Administrative Group」セクションが開きます。下記の情報を設定し、「Next」をクリックします。
Storage ストレージをプルダウンリストから選択します。 Administrative Group Administrative Group を設定します。
新規で作成する場合は、「Create New Group」をクリックします。
Administrative Group に関しては下記をご参照ください。
Administrative Group の概要と作成Storage ストレージをプルダウンリストから選択します。一度設定すると変更できません。 Backup Policy プルダウンリストから存のバックアップポリシーを選択いただくか、「New Backup Policy」をクリックし、新規でバックアップポリシーを作成します。下記手順 6. に新規で作成する場合を記載します。 Backup Content バックアップから除外したい仮想ディスク名を入力します。除外したい仮想ディスク名がない場合、空欄にします。 - 「New Backup Policy」をクリックすると「Overview」セクションが表示されるので下記を入力し、「Next」をクリックします。
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Name バックアップポリシーの任意の名前を設定します。 Description バックアップポリシーの任意の説明を記入します。 - 「Backup Schedule」セクションが開きます。下記の通り設定を行い、「Next」をクリックします。
① Backup Frequency バックアップを実行する曜日をクリックして指定します。月曜日(M)から日曜日(SU)まで順に並んでいます。 ② Start at バックアップ開始時間を設定します。 ③ Backup Window(Hrs) バックアップ継続時間を設定します。5時に開始し、本項目を「7」に設定した場合、最大12時までバックアップを継続します。
※ 本項目で設定した時間内にバックアップが完了しない場合、「Backup windows expire」エラーとなり、バックアップは失敗します。余裕を持って設定してください。④ Max Bandwidth (Mbps) バックアップに使用する最大使用可能帯域です。必ず入力してください。 ⑤ Add Schedule 新しいスケジュールを追加します。 ⑥ Ignore backup duration for first backup 本項目にチェックを入れると、初回バックアップに限り、③ の Backup Window を適用しません。完了するまでバックアップを継続させることができます。 - 「Retention」画面が開きます。下記の設定を行い、「Next」をクリックします。
Daily 日毎のスナップショットを保存する日数を設定します。 Weekly 週毎のスナップショットを保存する週数を設定します。 Monthly 月毎のスナップショットを保存する月数を設定します。 Yearly 年毎のスナップショットを保存する年数を設定します。 - 「Hyper-V Settings」セクションが開きます。下記の設定を行い、「Finish」をクリックします。
Enable Hyper-V quiescing VM 上のアプリケーションの、整合性の取れたスナップショットを取れるようにする項目です。データベースをホストしていたり、整合性が重要なアプリケーションの場合は、Enable としていただくことを推奨いたします。
※ こちらの機能をご利用されたい場合、ゲスト OS が Hyper-V VSS Writer に対応している必要がございます。 - 設定が完了した仮想マシンが「Configured Virtual Machines」に表示されていることを確認します。