Phoenix は Web 管理コンソールからバックアップデータの復元を行うことができます。
なお復元の際には、復元先サーバ及び上書き・リネーム動作の選択することができます。
下記には物理サーバ(Windows / Linux)の復元方法を記載します。
<手順>
- Web 管理コンソールにログインし、右上のタブから任意の Organization を選択します。
- 上部メニューにて「Protect」をクリックし、プルダウンから「Windows/Linux Servers」をクリックします。
- 復元したいサーバ名をクリックします。
- Configured Backup Sets 内に表示されている、復元したいバックアップセットにチェックを入れて「Restore」をクリックします。
- 保存されているバックアップデータが表示されます。
①:①をクリックし、保持されている世代を表示させます。
②:復元したい世代をクリックします。
③:復元したいデータにチェックを入れます。フォルダ名左の矢印をクリックすると、フォルダが展開されます
④:「Restore」をクリックすると次の画面に遷移します。 - バックアップしているサーバに復元するか、異なるサーバに復元するかを選択する画面が表示されます。
Restore to original server:バックアップしているサーバに復元します。
Original Location:オリジナルの場所に復元します。
Custom Location:特定の場所に復元します。選択すると、復元先パスを選択する画面が出てきます。
Restore to different server:バックアップしているサーバ以外に復元します。選択すると下記が表示されます。
Specify server:特定のサーバを選択します。
Specify location:復元先パスを選択します。
※ OS をまたいだ復元は行えません。 - 「Next」をクリックすると、復元設定の画面が表示されます。
下記にて、オリジナルのファイルが存在していた場合の上書き・リネーム動作の設定を行います。
Always overwrite:常に上書きをします
Overwrite if original is older:オリジナルの方が古い場合、上書きをします
Restore and move original to .org:復元し、オリジナルファイルの名前に「.org」を追加します
Always skip:復元をスキップします
また、下記にチェックを入れることでディレクトリ構造を保持して復元することができます。
Preserve original directory structure:ファイルのディレクトリ構造を保持する - 「Finish」をクリックすると、復元が行われます。