参照

<ここで行うこと>

NAS のバックアップ対象にするファイルや世代の残り方を設定します。

 

<前提>

登録されている NAS デバイスより、NAS Share が追加されていることを確認します。
詳細は下記 FAQ をご参照ください。

NAS をバックアップする(NAS Proxy)

 

<手順>

  1.  管理コンソールの左上から任意の Organization を選択し「Protect」>「NAS」を選択します。
  2. 該当の「Device Name」をクリックします。
  3. バックアップセットを設定する NAS Share にチェックを入れ「Create Backup Set」をクリックします。
  4. Backup Set Name に任意のバックアップセット名を記入します。
  5. Storage を選択します。複数のリージョンをご契約している場合、ご契約いただいているリージョンの中から使用するストレージを選択します。
  6. Backup Policy を選択します。選択した場合は<手順10.>へ進んでください。Backup Policy がまだ作成されていない場合は、「New Backup Policy」をクリックします。
  7. ポリシーの名前と説明を入力する画面が表示されます。任意の名前と、必要に応じて説明(Description)を入力して「Next」をクリックします。
  8. 次にバックアップのスケジュールなどを設定する画面が表示されます。
① Backup Frequency バックアップを実行する曜日をクリックして指定します。月曜日(M)から日曜日(SU)まで順に並んでいます。
② Start at バックアップ開始時間を設定します。
③ Backup Window(Hrs) バックアップ継続時間を設定します。5時に開始し、本項目を「7」に設定した場合、最大12時までバックアップを継続します。
※ 本項目で設定した時間内にバックアップが完了しない場合、「Backup windows expire」エラーとなり、バックアップは失敗します。余裕を持って設定してください。
④ Max Bandwidth (Mbps) バックアップに使用する最大使用可能帯域です。
※デフォルトは「1」となっているため、必ず任意の値に変更してください。
⑤ Add Schedule 新しいスケジュールを追加します。
⑥ Delete 不要なバックアップスケジュールは、こちらをクリックして削除してください。
⑦ Ignore backup window for first backup 本項目にチェックを入れると、初回バックアップに限り、③ の Backup Window を適用しません。完了するまでバックアップを継続させることができます。


「Advanced Settings」下部の Smart Scan 項目については、下記 FAQ をご参照ください。
スマートスキャン機能について

  1. 次に世代の保存方法を設定します。設定完了後「Finish」をクリックします。

Daily ... 日毎のスナップショットを保存する日数を設定します。
Weekly ... 週毎のスナップショットを保存する週数を設定します。
Monthly ... 月毎のスナップショットを保存する月数を設定します。
Yearly ... 年毎のスナップショットを保存する年数を設定します。

以上で Backup Policy の設定は完了です。

  1. Backup Content : バックアップ対象を定める Content Rule を選択します。Content Rule を新規で作成する場合は、「Specify Custom Content」にチェックを入れます。チェックを入れると、<手順11.>の画面が表示されます。
  2. ここでは、バックアップ対象に指定するデータを選択します。
①Specify Custom Content   全てのフォルダか、任意のフォルダかを選択します。任意のフォルダをバックアップしたい場合は「Specify Folders to Backup」にチェックを入れフォルダのパスを入力しエンターキーを押します。
相対パスを入力する場合は、SMB は「\」、NFS は「/」を使用してください。 

絶対パスを入力する場合は、下記の形式を使用してください。

SMB:Drive:\Folder
NFS:/dir/subdir
②Subfolders to exclude 特定のサブフォルダを除外します。
③Specify File Exclusions or Inclusions チェックをすると「Exclude the following files from backup」と「Include only the following files in the backup」の選択肢が表示されます。
Exclude the following files from backup:除外したいファイルの種別(type)や拡張子を記入します。こちらを選択した場合、Specify Custom Content にて指定したバックアップ対象において、下部の欄に指定されたファイル種別及び拡張子以外が全てバックアップされます。
Include only the following files in the backup:バックアップしたいファイルの種別(type)や拡張子を記入します。こちらを選択した場合、Specify Custom Content にて指定したバックアップ対象において、下部の欄に指定されたファイル種別及び拡張子のみがバックアップされます。
※ Exclude と Include はどちらか一方しか選択できません 
④Ignore case sensitive file/folder name match for NFS shares チェックを入れることで、NFS でのフォルダ/ファイル名で大文字と小文字の区別を無視します。
⑤Save as New Rule ここで設定したコンテントルールを他でも使いたい場合は、「Save as New Rule」を選択します。
  1. NAS Proxy Mapping:使用する NAS Proxy を選択します。SMB をバックアップする場合はバックアップセットを Windows プロキシ、NFS をバックアップする場合は Linux プロキシに設定します。
  2. 右下の Save をクリックし完了です。
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