FLR プロキシの概要及び設定方法については、下記の FAQ をご参照ください。
「Hyper-V でファイルレベルの復元を行う(FLRプロキシの設定方法)」
<1. サポートレベルについて>
Certified ... 開発元により、動作検証が行われています
Supported ... サポート対象です
<2. サポート対象の OS について>
Certified
- Microsoft Windows Server 2016 (Standard and Datacenter editions)
- Microsoft Windows Server 2012 R2 (Standard and Datacenter editions)
- Microsoft Windows Server 2012 (Standard and Datacenter editions)
- Microsoft Windows Server 2008 R2 (Standard and Enterprise editions)
Supported
- Microsoft Windows Server 2008 (Standard and Enterprise editions)
※ 64bit のみがサポート対象となります
※ Windows Server 2008 及び 2008 R2 内の仮想マシンのマッピングに SCVMM を用いている場合、Phoenix エージェントを有効化する際、スタンドアローンかクラスタを選択してください。svcm は選択しないでください。サポート対象外となります。
<3. パーテーションタイプとファイルシステムについて>
Windows:
- Primary
- Extended
- Basic disk(パーテーションタイプ:MBR/GPT)
- Dynamic disk (パーテーションタイプ:MBR(simple/spanned volume))
※ パーテーションタイプが GPT の Dynamic disk はサポート対象外です
Linux:
- LVM(Simple/Spanned/Mirror/Stripped)
ファイルシステム:
- NTFS
- FAT
- FAT32
- Ext2/3/4
- XFS
<4. システム要件>
- メモリ:2GB
- vCPUs:2
上記は同時に 2つの復元ジョブを動作するために必要なシステム要件となります。2つ以上の復元ジョブを同時に行いたい場合、メモリと vCPUs を増やしてください。
<5. 注意事項>
- Phoenix は Volume Shadow Copy Service を使用し、バックアップします。Volume Shadow Copy Service が動作しているかお確かめください。
- Resilient Change Tracking (RCT) を用いてバックアップをする場合
- ・Phoenix エージェントバージョンが 4.7.5 以降である必要があります。
- ・Windows Server 2016 以降であり、仮想マシンが 6.2 以降のサーバにインストールされている必要があります。仮想マシンが Hyper-V クラスタにホストされている場合、仮想マシンの動作レベルが 9 以上である必要があります。
- Microsoft の VSS の使用を推奨しております。サードパーティの VSS を用いている場合、追加の操作が必要になる可能性があります。
- ホストにて Hyper-v ロールが有効化されていることをご確認ください。
- Phoenix サービスが administrator として動作していることをご確認ください。
- SMB 共有の設定をご確認ください。Windows Server VSS エージェントサービスが SMB 共有をホストしているサーバにインストールされている必要があります。
- Hyper-V ホストは SMB 共有にフルコントロールを保持している必要があります。
- Hyper-V 統合サービスからバックアップ(ボリュームスナップショット)を有効化することを推奨しています。こちらが有効化されている場合、Phoenix は仮想マシンの動作に影響を与えず、バックアップを取得することができます。
- ホスト・クラスターにエージェントをインストールした場合、Windows Remote Management が有効化されていることをご確認ください。こちらを有効化するためには、PowerShell から下記のコマンドを実行してください。
- winrm quickconfig
- ホスト・クラスターにエージェントをインストールし、かつドメインユーザを用いている場合、ドメインユーザがホストにてサービスの開始、停止を行えるかご確認ください。
- 英語圏以外の言語で OS をご利用の場合、Hyper-V のホストに英語の言語パックがインストールされていることをご確認ください。こちらがインストールされていない場合、Phoenix 管理コンソールにて仮想マシンを正しく認識できない場合がございます。