NAS proxy を利用してバックアップした NAS 内データの復元方法を記載します。
なお、NAS proxy を利用した場合、復元先としてはオリジナルの場所か、Phoenix に登録された別の NAS になります。
<手順>
- Phoenix 管理コンソールにログインし、左上から任意の Organization を選択します。
- 上部メニューから「Protect」>「NAS」を選択します。
- NAS Devices タブ内の Name 列から復元したい NAS デバイス名をクリックします。
- Shares タブ内の Share Name 列から復元したい NAS 共有名をクリックします。
- 「Restore」ボタンをクリックします。復元したいデータを選択します。
- 右側上部の「Backup Sets」欄から復元したいバックアップセット名をクリックします。
- 右側中部の「Snapshots」欄から復元したい世代をクリックします。
- 左側から復元したいデータにチェックを入れます。フォルダ名をクリックすると、フォルダが展開します。
- 上記を選択したら、「Restore」をクリックします。復元先を選択する画面が表示されます。
Restore back to original location オリジナルの場所に復元します。 Restore to alternate location 別の NAS へ復元します。下記の項目を設定します。 Specify NAS device 復元先に指定する NAS デバイスをプルダウンから選択します Specify Share 復元先に指定する NAS 共有をプルダウンから選択します Specify Path 指定したパスへ復元したい場合は、チェックを入れ、パスを入力します。 NAS Proxy 復元に使用する NAS Proxy をプルダウンから選択します。 - 「Next」をクリックすると、「Restore Settings」が開きます。オリジナルのファイルが復元先に存在した場合の挙動を指定します。
Always overwrite 常に上書きします。 Overwrite if the original is older オリジナルの方が古い場合、上書きします。 Restore and move original to .org データを全て復元し、オリジナルのファイル名の末尾に「.org」を付与します。 Always skip 復元をスキップします。 Preserve upward tree path パスを保持し、親フォルダも復元したい場合、チェックを入れます。
なお、手順6 で「Restore back to original location」を選択した場合、チェックを外すことはできません。 - 「Finish」をクリックすると復元が開始されます。