このページでは、バックアップオプション項目の詳細について簡潔にまとめています。
各項目についてのより詳細な説明については、項目名をクリックした先のページにてご確認ください。
なお、使用可能なバックアップオプションのセットは次の条件によって異なります。
・エージェントが動作する環境(Windows、Linux、OS X)
・バックアップするデータの種類(ディスク、ファイル、仮想コンピュータ、アプリケーションデータ)。
・バックアップ先(クラウドストレージ、ローカル フォルダまたはネットワークフォル ダ)
また、バックアップ計画内「スケジュール」および「保持する期間」詳細についてはこちらからご確認いただけます。
各項目についてのより詳細な説明については、項目名をクリックした先のページにてご確認ください。
なお、使用可能なバックアップオプションのセットは次の条件によって異なります。
・エージェントが動作する環境(Windows、Linux、OS X)
・バックアップするデータの種類(ディスク、ファイル、仮想コンピュータ、アプリケーションデータ)。
・バックアップ先(クラウドストレージ、ローカル フォルダまたはネットワークフォル ダ)
また、バックアップ計画内「スケジュール」および「保持する期間」詳細についてはこちらからご確認いただけます。
オプション名 | 説明 |
Changed Block Tracking(CBT) | Windows を実行する仮想コンピュータと物理コンピュータのディスクレベルのバックアップで有効です。 増分バックアップまたは差分バックアップの実行時に Changed Block Tracking(CBT)を使用するかどうかを決定します。 |
LVM のスナップショット | 物理コンピュータに対してのみ有効です。 Linux 論理ボリュームマネージャ(LVM)が管理しているボリュームのディスクレベルのバックアップに対して有効です。 論理ボリュームのスナップショットを取得する方法を下記のいずれかから選択します。 ・バックアップウェアソフトによって ・LVM によって |
Windows イベントログ | Windows のアプリケーションイベントログにイベントを記録する 上記の項目について「はい」を選択した場合、下記のうち選択した内容がイベントログに記載されます。 ・すべてのイベント ・エラーと警告 ・エラーのみ |
アラート | バックアップ計画で指定の期間に正常なバックアップがまったく実行されなかった場合にアラートを生成するかどうかを決定します。 バックアップが失敗した場合におよびスケジュールどおりにバックアップが実行されなかった場合もカウントします(バックアップの失敗)。 デフォルトの設定は、無効です。運用に合わせて日数を設定ください。 |
エラーの処理 | エラーが発生した場合は再試行する VMスナップショットの作成中にエラーが発生した場合は再試行する 上記それぞれの項目で「はい」を選択した場合、バックアップ中、エラーが起こった際の下記の挙動について設定します。 ・試行回数 ・試行間隔 また、下記についても設定を行います。 ・処理中にメッセージやダイアログを表示しない(サイレントモード) ・不良セクタを無視する |
スケジュール | バックアップの動作について、下記の 2 項目から選択します。 何台まで同時バックアップを可能にするかについては別途コマンドで設定する必要があります。 ・すべてのバックアップを正確にスケジュール通りに開始する ・設定した時間枠内でバックアップ開始時間を分散する |
セクタ単位のバックアップ | ディスクレベルのバックアップのみで有効です。 ディスクまたはボリュームの物理レベルでの厳密なコピーを作成するかどうかを定義します。 |
タスクの開始条件 | Windows および Linux OS で有効。 スケジュールの「バックアップの開始条件」の内 1 つでも満たされていない場合に行う挙動について設定します。 条件が満たされるまで待機:「バックアップの開始条件」がすべて満たされるまでバックアップ動作を待機します。 なお、長期間条件が満たされない場合に備えて、条件が満たされていなくても動作するように時間を設定することが可能です。 スケジュールされたバックアップをスキップ:確実に指定した時間にバックアップを走らせたい場合の設定です。 条件が満たされなければスキップされます。 |
タスク失敗時の処理 | 「はい」を選択した場合、バックアップ計画の実行が失敗した場合の下記 2 項目について動作を指定します。 試行は、試行が正常終了するか、または指定した回数の試行が行われると停止します。 ・試行回数 ・試行間隔 |
データ取り込みの前後に実行するコマンド | スナップショットおよび VSS を取得する場合のみ有効な設定です。 バックアップ処理の前後に自動的に実行されるコマンドを定義できます。 ・データ取り込みの前にコマンドを実行する ・データ取り込みの後にコマンドを実行する 上記 2 項目について、それぞれ「はい」を選択された場合、下記について入力します。 ・エージェントがインストールされたマシン上のコマンドまたはバッチファイルのパス └フィールドにコマンドを入力するか、バッチファイルを参照します。 ・作業ディレクトリ └フィールドで、コマンド/バッチファイルを実行するディレクトリのパスを指定します。 ・引数 └フィールドで、必要に応じて、コマンドを実行する際の引数を指定します。 また、下記のいずれかにチェックを入れていただく必要があります。 ・コマンドの実行に失敗した場合、バックアップを失敗させる ・コマンドの実行が完了するまでデータ取り込みを実行しない |
バックアップのベリファイ | バックアップからデータを復元できるかどうかを確認する処理です。 「はい」を選択した場合、バックアップ計画で作成された各バックアップは、作成後すぐにベリファイされます。 |
バックアップ形式 | バックアップ計画によって作成されるバックアップの形式を定義します。 バックアップと復元を高速化する目的で設計された新しい形式(バージョン12)、または下位互換性や特別な場合を想定して保持されているレガシー形式(バージョン11)を選択できます。 ※ バックアップ計画を適用した後で、このオプションを変更することはできません。 |
パフォーマンス | オペレーティングシステム内のバックアッププロセスの優先度を定義します。 下記のいずれかから選択します。 ・低(Windows の場合は 「通常以下」に相当) ・通常 ・高 バックアップ中にエージェントからのデータ出力速度を制限する 上記の項目で「はい」を選択した場合、出力速度を入力し、制限することができます。 |
ファイルフィルタ | バックアップ処理時にスキップするファイルおよびフォルダを定義します。 |
VSS | Windows OS の場合のみ有効です。 ボリュームシャドウコピーサービス(VSS)プロバイダが VSS 対応アプリケーションにバックアップが開始されることを通知する必要があるかどうかを定義します。 「はい」を選択された場合、下記のいずれかを選択します。 ・スナップショットプロバイダーを自動的に選択する ・Microsoft Software Shadow Copy Providerを使用する VSS完全バックアップの有効化 上記の項目にチェックを入れた場合、ディスクレベルの完全バックアップ、増分バックアップ、差分バックアップが正常に実行されると、Microsoft Exchange Server やその他の VSS 対応アプリケーション(Microsoft SQL Server を除く)のログが切り捨てられます。 |
マルチボリュームスナップショット | Windows OS の場合にのみ有効です。 このオプションは、ディスクレベルのバックアップで使用できます。 複数のボリュームのスナップショットを同時に取得するか、1 つずつ取得するかを指定します。 |
仮想マシンのVSS | 仮想コンピュータの静止スナップショットを取得するかどうかを定義します。 「はい」を選択した場合、仮想コンピュータで実行中のすべての VSS 対応アプリケーションのトランザクションが完了してから、スナップショットが取得されます。 |
処理の前後に実行するコマンド | バックアップ処理の前後に自動的に実行されるコマンドを定義できます。 ・バックアップ前にコマンドを実行する ・バックアップ後にコマンドを実行する 上記 2 項目について、それぞれ「はい」を選択された場合、下記について入力します。 ・エージェントがインストールされたマシン上のコマンドまたはバッチファイルのパス └フィールドにコマンドを入力するか、バッチファイルを参照します。 ・作業ディレクトリ └フィールドで、コマンド/バッチファイルを実行するディレクトリのパスを指定します。 ・引数 └フィールドで、必要に応じて、コマンドを実行する際の引数を指定します。 また、下記のいずれかにチェックを入れていただく必要があります。 ・コマンドの実行に失敗した場合、バックアップを失敗させる ・コマンドの実行が完了するまでデータ取り込みを実行しない |
圧縮レベル | バックアップ データに適用する圧縮レベルを定義します。 下記のいずれかから選択します。 ・なし ・通常 ・高 圧縮レベルが高くなるほど、バックアップに時間がかかりますが、その結果必要となるスペースは小さくなります。 |
物理データ配送 | バックアップ計画によって作成される最初の完全バックアップを、物理データ配送サービスを使用してハードディスクドライブ上のクラウドストレージに送信する機能です。 ※ こちらの機能は別途費用が発生します。 |
週単位のバックアップ | バックアップの保持ルールとバックアップスキームで「週単位」と見なされるバックアップを決定します。 「週単位」のバックアップでは、週の初めに最初のバックアップが作成されます。 |
高速の増分/差分バックアップ | ディスクレベルの増分/差分バックアップで有効です。 バックアップ処理を高速化するため、ファイルが変更されたかどうかの判定は、ファイルが最後に保存されたときの日付/時刻とファイルサイズに基づいて行われます。 |