バックアップは基本的に以下に記載された方法で行われます。
概要
BackStore は常にバックアップ対象に選択されたファイル・ディレクトリを監視しています。
変更が生じたファイルは、バックアップリストに追加されます。
バックアップは以下の手順で行われます
- ファイルに重複排除を施します。ブロック単位でファイルを分析し、前回バックアップされた内容と変更がないかを確認します。
- すでにバックアップされた内容であれば、そのブロックはバックアップ対象から外されます。
- バックアップされていないブロックの場合、まず該当ブロックに圧縮が施されます。
- 次に、圧縮をかけたブロックを暗号化します。
- 保存先へバックアップします。
上記のように、前回から変更のあったブロックのみが、暗号化を施されて保存先へバックアップされます。
※ クライアントソフトの 設定<拡張機能<バックアップ拡張設定 内の「常にファイルを監視」項目のチェックを外すと、監視をオフにすることができます
変更を検知する方法
BackStore には、ファイルの変更を検知する方法が2つあります。
- 常にファイルを監視
- ファイルスキャン
「常にファイルをスキャン」機能は比較的軽く、負荷をかけません。
「ファイルスキャン」は、 「常にファイルをスキャン」に比べると、高い負荷がかかります。
クライアントソフトの 設定<拡張機能<バックアップ拡張設定 内の「バックアップ選択項目を再スキャンする頻度」で、ファイルスキャンの頻度および開始時間を設定することができます。
バックアップの優先順位
対象のファイルが複数あった場合、BackStore は下記の優先順位をファイルに設定し、バックアップを行います。
- 新しく、容量の小さいファイル
- 新しく、容量の大きいファイル
- 古く、容量の小さいファイル
- 古く、容量の大きいファイル
BackStore は「最新のデータが一番重要である」という思想の下設計されているため、上記のような優先順位となっています。
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